職分者たちへ Ⅰテモテ1章12-17 2022.12.25
使徒パウルがテモテをエペソに滞留させた理由は異端の問題が起こったからです。
律法主義の警戒や異端との区別と信仰の証、なによりも主なる神様に忠誠な伝道者として職分を受けたと感謝しています。
本文12節、私は、私を強くしてくださる私たちの主キリスト・イエスに感謝をささげています。なぜなら、キリストは、私をこの務めに任命して、私を忠実な者と認めてくださったからです。
務めに任命して⇒ デメノス エイス デアコニアン⇒ 足りないにも伝道者の使命を渡した。
主なる神様から私たちに職分を渡したのはどういう意味でしょうか?
1. 任命者に能力を注いで下さる。
12節、私は、私を強くしてくださる私たちの主キリスト・イエスに感謝をささげています。なぜなら、キリストは、私をこの務めに任命して、私を忠実な者と認めてくださったからです。
強くして下さる⇒ エンドウナモサンディ⇒ 可能になる力を注ぐ
使徒パウルはその能力をダマスコ回心(使徒の働き9章1-22)と繋がりがあり、イエスキリストに出会うことからと告白しています。ですから、我らは与えられた職分に対してイエス様を信じる信仰から進んで働かなればできません。
2. 任命者へ恵みを注いで下さる。
14節、私たちの主の、この恵みは、キリスト・イエスにある信仰と愛とともに、ますます満ちあふれるようになりました。
恵みを満ちあふれる⇒ フエレプレオナセン デ カリス⇒ 自分に恵みを溢れるように注ぐ
自分が認められるようになり、正しい職分が与えられたと告白しています。
Ⅰコリント15章10節、...神の恵みによって、私は今の私になりました。...
3. 任命者をあわれんで下さる。
16節、しかし、そのような私があわれみを受けたのは、イエス・キリストが、今後彼を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本にしようと、まず私に対してこの上ない寛容を示してくださったからです。
あられみを受けた⇒ エルエデン⇒ 主の恵みを注ぐ
15節、私はその罪人のかしらです。と言いながら、あられみをうけたことはキリストの忍耐の恵みだと強調しています。
パウルは働きの全てはキリストから行うことを重視しています。
聖徒はキリストに栄光を返す働き人です。それに忠実しなければ出来ません。
いつも、感謝して任されたことに責任を持ってどんなことでも最先にしましょう。
結論:任命された私たちはどんな状態でしょうか。
どんな職分をしていますか?
主なる神様の能力を受けていますか?
主なる神様から恵みが注がれていますか?
主なる神様のあられみを受けて忠誠な聖徒になりましょう。