ひれ伏して感謝せよ ルカ 17章11-17 2022.12.11
本文はハンセン病が治った10名の話です。
その10名の中で9人は病気が治って自分の道へ帰りました。
ひとりのサマリア人だけイエス様の所へ帰ってひれ伏して感謝する内容です。
イエス様が言われました。「十人きよめられたのではないか。九人はどこにいるのか。」
9人は感謝を表すことを重視しなかったです。
大勢の人がイエス様の恵みを体験しますが感謝する者は少ないという教えです。
だから、真の祝福を受けることができないです。
サマリア人がなぜ、感謝することが出来たのか、その理由はどのようなことでしょう。
1. 足りないのを分かってひれ伏して感謝。
13節、声を張り上げて、「イエスさま、先生。どうぞあわれんでください」と言った。
あわれんでください⇒ エルエソン⇒ 足りない現実で恵みを注ぐ
ここのあわれみはハンセン病を治す力がないと告白し、イエス様だけが治るようにして下さると避けていること、ですので自分の足りないことを分かるのが重要なことです。
そして、主なる神様からの助けられることを求めることが必要です。
どんな艱難を受けても落胆せずに主の恵みを求めましょう。
自分の足りないのを分かって本当に感謝する者になります。
使徒パウルは「神の恵みによって、私は今の私になりました。」(Ⅱコリント17:10)宣言しています。
2. 清められたのでひれ伏して感謝。
14節、イエスはこれを見て言われた。「行きなさい。そして自分を祭司に見せなさい。」彼らは行く途中できよめられた。
きよめられた⇒ エゲネト エカダリスデサン⇒ 病気が治って回復する
10人はイエス様を通して清められました。イエス様の言葉を信じてまだ、病気が治ってなかったんですが祭司長の所へ行く途中に清く治りました。実、9人も感謝の心は持っていましたが感謝を表すのは後ですると決めたことです。だが、サマリア人は感謝を表す為に、すぐ、イエス様のところへ来ました。
感動を感謝で表現するのは条件付きじゃありません。すぐ、表す必要があります。
恵みの源泉でいる主なる神様の所へ感謝の気持ちで行かなければ出来ません。
3. 救われたのを信じたのでひれ伏して感謝。
19節、それからその人に言われた。「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。」
直した⇒ セソケン⇒ 肉体的救いじゃなく心霊の救い
口訳 「立って行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのだ」
共同訳 「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」
新改訳 「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。」
2017年新改訳 「立って行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです」
肉体的救いと魂の救いとは繋がらないです。
魂の救いはイエス様との交わりを通して感謝とともに行うからです。
主の恵みを受ける者は沢山いますが救われる者に出来ないのは感謝が足りないからです。
15節、そのうちのひとりは、自分のいやされたことがわかると、大声で神をほめたたえながら引き返して来て、
一人だけが自分が治ったことを分かって主なる神様を賛美し、すぐに引き返して来て感謝を表したことです。自分は残りの人生は主の為、生きる覚悟で宣言することですね。
結論:現実の問題を解決し、新しい未来が開かれるのを求めますか。
感謝の祭壇をたつ。(心の祭壇)
日常生活で埋めた感謝を発見。
自分の足りないことを知ることに感謝。
イエス様によって清められたことに感謝。
救われた恵みに主なる神様に感謝。