黙示録3章1-6節
衣を守る者は幸いである
1.また、の御使いに書き送れ。『神の七つの御霊、および七つの星を持つ方がこう言われる。「わたしは、あなたの行ないを知っている。あなたは、生きているとされているが、実は死んでいる。
2.目をさましなさい。そして死にかけているほかの人たちを力づけなさい。わたしは、あなたの行ないが、わたしの神の御前に全うされたとは見ていない。
3.だから、あなたがどのように受け、また聞いたのかを思い出しなさい。それを堅く守り、また悔い改めなさい。もし、目をさまさなければ、わたしは盗人のように来る。あなたには、わたしがいつあなたのところに来るか、決してわからない。
4.しかし、サルデスには、その衣を汚さなかった者が幾人かいる。彼らは白い衣を着て、わたしとともに歩む。彼らはそれにふさわしい者だからである。
5.勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。そして、わたしは、彼の名をいのちの書から消すようなことは決してしない。わたしは彼の名をわたしの父の御前と御使いたちの前で言い表わす。
6.耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。
*収穫感謝祭
①イスラエルでは、仮庵の祭り、(7月15日~7月22日)7日間を守った。
=レビ記23:43これはわたしがイスラエルの人々をエジプトの国から導き出したとき、彼らを仮庵に住まわせた事を、あなたがたの代々の子孫に知らせるためである。わたしはあなたがたの神、主である。
=イスラエル民がエジプト(この世)から救い出され、荒野(教会)で40年間訓練を受けたのは、カナンの地(御国)に入る為であったように、我らもこの世での生活は旅路(たびじ)であり、永遠な故郷(御国)に向かって歩むのである。
➁収穫感謝祭り=キリストの裁き
=レビ記23:39,40 あなたがたが、地の産物を集め終ったときは、七月の十五日から七日のあいだ、主の祭を守らなければならない。すなわち、初めの日にも安息をし、八日目にも安息をしなければならない。初めの日に、美しい木の実と、なつめやしの枝と、茂った木の枝と、谷のはこやなぎの枝を取って、七日の間あなたがたの神、主の前に楽しまなければならない
*我らの人生にも、主の裁きの日は必ず来る。
*人は一度死ぬことと死後に裁きを受けることが定められている
*黙示録を通して、主の裁きの日に備えて我らが何を備えなければならないのか?
見ていきたいと思います。
*主なる神様が神の子であり、神ご自身であるイエス様をこの世に送ったのは、我らの罪の問題を解決するためである。
*罪は大きさとは関係なく、支払う報酬は死である。(地獄の死)
*黙示録では、罪の贖いのため、送られたイエス様を信じて、その信仰を守ったのか?どうか?(行い)を収穫する日=主の再臨の日であり、終わりの日
*人の信仰=人の行いでわかる
*サルデスにある教会に対する責め言葉
①行いがない
=あなたの行ないを知っている。あなたは、生きているとされているが、実は死んでいる。(3:1)
➁行いが完全ではない
=わたしは、あなたの行ないが、わたしの神の御前に全うされた(完全である)とは見ていない。(3:2)
=ヤコブ2:17 行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだものです。
*信仰と行いが一致するためには(3:3節)
①受けたこと、聞いたこと=思い出して+守ること ➁悔い改め
=だから、あなたがどのように受け、また聞いたのかを思い出しなさい。それを堅く守り、また悔い改めなさい。
*終わりの時代に幸いな者とは
①読んで+聞いて+守る(1:3)
=この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。
➁目を覚ましなさい。(3:2)
*目を覚まさないといけない理由
①使命―死にかけているほかの人たちを力づけなさい(3:2)
②目をさまさなければ、わたしは盗人のように来る。あなたには、わたしがいつあなたのところに来るか、決してわからない。 (3:3)
=Ⅰテサロニケ5:4~6 しかし兄弟たちよ。あなたがたは暗やみの中にいないのだから、その日が、盗人のようにあなたがたを不意に襲うことはないであろう。あなたがたはみな光の子であり、昼の子なのである。わたしたちは、夜の者でもやみの者でもない。だから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして慎んでいよう。
*昼の子=その日が、盗人のようにあなたがたを不意に襲うことはない)
*やみの子=盗人を迎えるようになる。
*行いがないと使命も失い、霊的に鈍感な状態になる
*サルデス教会に対するほめ言葉(4節)
=衣を守る者(聞いた御言葉を行うもの)=白い衣を着る
①衣を汚さなかった者が幾人がいる
②わたしとともに歩む。
③彼らはそれにふさわしい者だからである。
*行いを回復をする為には
①悔い改めなさい(3:3)あなたがどのように受け、また聞いたのかを思い出しなさい
*勝利を得る者
①白い衣を着せられる。(悔い改めで正しい行いをすると)
➁彼の名をいのちの書から消すようなことは決してしない
③わたしは彼の名をわたしの父の御前と御使いたちの前で言い表わす。
=ルカ12:8,9 だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、人の子も神の天使たちの前で、その人を自分の仲間であると言い表す。しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、神の天使たちの前で知らないと言われる。
*罪の力=すべてを失う=だから、悔い改めなさい
1.罪=命の書から名前が消される
=出32:33 主はモーセに言われた。「わたしに罪を犯した者はだれでも、わたしの書から消し去る。
2.罪=衣がけがれるー脱がれる
*罪により、服が脱がれる
=創世記3:6.7 女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。
*人間が作った物(宗教)により、罪の赦しはない
=イザヤ59:6その織る物は着物とならない。その造る物をもって身をおおうことができない。彼のわざは不義のわざであり、彼らの手には暴虐の行いがある。
*主が服を着せられる=イエス様の十字架の贖い
=創世記3:21 主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。
=ローマ13:14 あなたがたは、主イエス․キリストを着なさい。肉の欲を満たすことに心を向けてはならない。
=ガラテヤ3:27 あなたがたは皆、信仰により、キリスト․イエスに結ばれて神の子なのです。洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
=黙示録19:8 彼女は、光り輝く、汚れのない麻布の衣を着ることを許された。この麻布の衣は、聖徒たちの正しい行いである
*救いの服(イエス様を信じて)、義の上着(行い)
=イザヤ61:10 わたしは主を大いに喜び、わが魂はわが神を楽しむ。主がわたしに救の衣を着せ、義の上衣をまとわせて、花婿が冠をいただき、花嫁が宝玉をもって飾るようにされたからである。
*主が来られる日まで
①服を守る者が幸い
=黙示録16:15 見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである
➁洗うものが幸い
=黙示録22:14いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである。
3.罪=冠が無効になる
=哀歌5:16われわれの冠はこうべから落ちた。わざわいなるかな、われわれは罪を犯したからである。